身のほどを知ったSAPIX組み分けテスト
我が家は、2020受験終了の娘、2023受験予定の息子ともに、同じ塾にお世話になっています。
面倒見の良い中規模塾なので、他の大手塾に比べて4年のカリキュラムがゆる〜いのです。
娘は中堅校が志望校でしたし、彼女の性格も考慮し、その塾に最後までお世話になりました。
娘の受験で頭がいっぱいで、息子もとりあえず同じ塾にお世話になる事にしましたが、どうやら息子は娘より出来が良く、難関校対応の選抜クラスに在籍しています。
娘はどーしても中学受験をしたい!という強い意思がありましたが、息子は、今のところ男子校がいいから中学受験みたいな弱い動機です…
しかし入塾してからの5ヶ月間、塾の授業はとても楽しいらしく積極的に参加し、出される宿題(ゆるいのであまり多くない)も自発的に計画を立ててやり切る事ができています。(これは娘もそうでした。)
そうなると、私の中で欲が出てきてしまいます…
「この子の能力を伸ばすには、大手塾の方が良いのではないか?…」
と。
しかし、今の塾は本当に先生方が熱心で親切。
息子の頑張っている過程を要所要所で褒めてくださり、彼のやる気を引き出してくれる。
だからこそ今の息子の姿があるのだろうとも感じています。
そこで息子に私の気持ちを話してみました。
「今の塾はお姉ちゃんもお世話になってとてもいい塾だってことはママも解ってるんだけど、いろいろ調べてみたら、他の大手塾では同じ4年生でも少し難しい事をやってるみたいよ。中学受験をする同じ学年の子供達の中で、自分が今どのくらいの位置にいるのか知りたくない?」
「へーそうなんだ、知りたいかも!」
という事で、間近にあったSAPIXの組み分けテスト(入室テスト)を受けてみました。
SAPIXのカリキュラムをみても理科、社会は習っていない事が多くありそうだったので、息子にも算数、国語の結果を参考にしようと話していました。
結果、
偏差値
算数 60.0
国語 47.2
理科 44.0
社会 41.3
得意な算数だけは平均を超えましたが、他は全て平均以下。
SAPIX生って、やはりみなさん優秀なんですねー!
ブログで、上位校を目指してSAPIXで頑張っていらっしゃる方々の様子を拝見しますが、そのお子様方のすごさを改めて実感しました。
娘は中堅校が志望校だったので、今まで上位校の世界については、お友達の話を小耳に挟んだりする程度でしたので、自分の情報不足についても実感した次第です…
息子の感想
「SAPIXみんなすげー!」
「算数、ミスしなければもっと点数取れたのになー、悔しいから次も受けてみようかな。」
我が家の中学受験は人生の通過点と考え、あくまでも子供が主役であるという事にこだわりたいと思っています。
今回のテストで身のほどを知る事ができたので、私も欲を出さず、、、
我が家の4年生での目標
「自発的に計画を立てて勉強をする習慣を身につける」
ここに立ち戻り、今の塾で息子のやる気を引き出していただき、学習習慣のベースを作っていけたらと思います。